裏山の草刈りや、雨どいの掃除。自分ではできないけれど、誰に頼んでいいか分からない……。
日用品のお買い物や、電球の交換。頑張れば自分でできるちょっとしたことだけど、本当は誰かにやってほしい……。
毎日ひとりで寂しいから、話し相手が欲しいのだけど、こんなこと恥ずかしくて誰にも相談できない……。
そのお悩み、「しきしま支え合いシステム」が解決できます!
しきしま支え合いシステムとは、敷島地区での暮らしの中で困っている人と、同じ敷島に住んでいてその困りごとを解決できる人をつなげる、有料のマッチングサービスです。
- 草刈り
- 庭畑の草取り
- 大工、左官
- 庭木の剪定
- 買い物代行
- こども見守り
- 雨どい清掃
- 電球交換
- 話し相手
現在、このようなお困りごとに対応できます。また、ここに載っていない内容でも構いません。どんなご相談にも乗れるしきしまの便利屋として、ぜひ頼ってください。
ご相談から、お支払い完了までの流れは以下のとおりです。
敷島での暮らしで何かお困りごとが生じたら、まずは「しきしま支え合い事務局」までお気軽にご相談ください。ご相談は無料です。事務局の相談員が、お困りごとの内容を丁寧にお伺いします。
敷島地区にお住まいの方で、お困りごとを解決できそうなスキルや資格を持っている方、ご相談者様のお困りごとにマッチしそうな方を検討し、ご紹介。あわせて、ご依頼いただく場合の大体の費用についてもご案内します。
ご案内の内容に問題なさそうでしたら、正式にご依頼いただきます。その後、作業を行う方と、作業内容や日時について、事務局があいだに入りながら細かく調整します。
事前に調整した内容で、実際に作業を行っていただきます。
サービス提供が問題なく完了しましたら、事務局に料金をお支払いください。お支払い方法は、現金・お振込みにて。(※実証段階の令和5~6年度は、支援者に直接お支払いいただき、結果を事務局にご報告いただきます。)
お問合せフォームよりお気軽にご相談ください。
お急ぎの方は、お電話(0565-77-5733)にてご連絡いただくか、しきしまの家まで直接ご来訪いただくことをお勧めします。
過去に下記のようなご相談をいただき、対応しています。
Sさんは84歳、元気であるが一人暮らし。週に1度は息子が買い物に連れて行ってくれる。
近所での井戸端会議で通信販売の本を見ながら「キウイのいい苗が出とる」「ホント!息子も好きだしキウイを育てられるといいなあ」と話が盛り上がった。早速近所の方が注文をしてくださり、すぐに自宅に苗が届いた。植える場所は、「今度できるしきしまの家の庭にしたい」、「皆が集まった時、たわわに実ったキウイを収穫したり、みんなでジャムづくりができたらいいなあ」と夢は膨らんだ。
しかし、どのように植えたらいいか途方に暮れたSさん。支え合いプロジェクトのIさんに相談。たまたまあいていたIさんは、バーク入り腐葉土を準備し、苗を植える穴掘り、植え付けを手伝って完了。2か月後、キウイは見事根が付き、隣の藤棚に上り始めていた。何年後に実をつけるのか、Sさんの楽しみがまた一つ増えた。
コロナの4回目のワクチン接種を控えたAさん。3回目までは予約日が選択できていたので近所の車のない人は乗り合わせて一緒に行く方法がとられていた。
しかし、4回目は通知が来てから申し込むとすぐに接種日が指定され、足のない人は都合のつく人を確保するのが困難な状況に置かれていた。「あすけあいカー」(MYパワーが運営する送迎システム)にも息子もダメだったので、支え合いプロジェクトが元携帯電話ショップ、近所の人を急遽頼んで、送迎してもらった。
草刈りをしている最中、後ろポケットに入れていたスマホのシステムの終了ボタンが押されていまい、データがすべて消去されてしまった事態になり、大変困っていたNさん。
元携帯ショップの店員だったTさんを紹介し、再設定をしてもらった。無事データ復元。1時間程度の作業で完了。
傾斜角度30度以上ある山の斜面、今までシルバーさんにお願いして刈っていたが、滑ってケガをしたり、立てないところは刈り残したりしていた。
支え合いプロジェクトで紹介されたIターンの若者にお願いしたところ2時間余りで刈ってもらえた。しかしその人でも2回ほど滑って落ちたので、来年からは何らかの手立てを講じなければならない。
認知の進むTさん。歯医者に行っても待合室で座って待っていられない状態で、通院が難しかった。
入れ歯の調子が悪くなり口腔ケアを希望していたので、支え合いプロジェクトで歯科衛生士のEさんを紹介。入れ歯の洗浄、口腔内のアセスメントなどを行い、上下の入れ歯の手入れができた。このように通院が難しい人には訪問は大変ありがたいと言っていただける。